助産師として札幌市内の病院に勤務しておりました。
私自身、第2子を出産した時、母乳の分泌不足気味ではじめて桶谷式の母乳相談室を訪れました。
そこで手技を受けた自分のおっぱいが、
つきたてのお餅のように柔らかくなり、
よく出るようになるという衝撃の体験をしました。
第2子の子育てを通して桶谷式の手技の素晴らしさに
触れたこと、母乳の知識を得たことは、
「今まで自分が病院で指導していた事は何だったんだろう」
「助産師としてこれからどうしたら良いのだろう」
と考えさせられ、助産師として、私の転機となりました。
「この手技を通して多くのお母さんたちに母乳育児の素晴らしさを伝えたい」
という一心で一念発起し、病院勤務をやめ、
4歳、2歳の子を連れ、桶谷式乳房管理法東京校に入学しました。
一年間学んだ後、札幌で開業し令和四年で25年が経ちますが、開業した頃は手技にも自身がなく、これでいいのかと自問自答の毎日でした。
今の私の一番の財産はお母さんと赤ちゃんから教わった数々のことです。
これからも一人でも多くの人に
母乳育児の素晴らしさをお伝えしていけたらと思っております。